
目次
はじめに
実生や塊根植物の土配合は、本来なら植物の種類ごとに細かく分けるのが理想だと思います。
ただ、実際に数を育てていくと
**「全部分けるのは現実的ではない」**と感じるようになりました。
そこで現在は、配合は固定して
粒の大きさと肥料で調整する方法で管理しています。
使用している基本配合
赤玉土:ボラ土:ゴールデン培養土:ゼオライト=4:4:2:1
排水性をやや重視したバランス型の配合です。
この配合にしている理由
この配合は
**「水やりでコントロールしやすい土」**を意識しています。
- 乾きやすい → 根腐れしにくい
- 蒸れにくい → 夏場でも安定
- 水やりで状態を調整できる
あえて保水性を高めすぎず、
管理で合わせる前提にしています。
各用土の役割
赤玉土(4)

- ベースとなる用土
- 保水性と通気性のバランスが良い
- 根張りを安定させる
※硬質・通常の違いにはあまりこだわっていません。
1〜2年で植え替える前提のため、多少崩れても問題になりにくいからです。
ボラ土(4)

- 排水性を高める
- 通気性を確保する
- 根腐れを防ぐ
👉この配合のポイントになる部分
※赤玉土を小粒で使用しているため、ボラ土も粒サイズを揃えて小粒を使っています。
ゴールデン培養土(2)

- 最低限の栄養補給
- 微生物環境の安定
ゼオライト(1)

- 根腐れ防止
- 水質の安定
- 根の環境改善
※園芸用ではなく、安価な建材用のゼオライトを使用していますが、特に問題は感じていません。
実際の使い分け方法
■粒の大きさで分ける
同じ配合の土をふるいにかけて、
- 細かい粒 → 実生用
- 粗めの粒 → 育成用
として使い分けています。
種類ごとに配合を変えなくても、これだけで十分対応できます。
■肥料は植え替え時に追加
植え付けのタイミングで
マグァンプKを少量混ぜています。
- 実生初期 → 基本は無肥料
- 成長段階 → 必要に応じて追加
■実生初期の水管理
この配合はやや乾きやすいため、実生初期は水切れに注意が必要です。
ただし実際には、
発芽〜初期は腰水管理にすることが多く、大きな問題は出ていません。
この配合のメリット
- 根腐れしにくい
- 蒸れにくい
- 管理がシンプル
- 水やりで調整しやすい
👉数を育てている場合でも回しやすい配合です。
デメリット
- 乾きやすい
- 環境によっては水管理が必要
まとめ
この配合は
**「細かく最適化する土」ではなく「扱いやすい土」**です。
配合を分けるのではなく、
- 粒の大きさ
- 肥料の有無
- 水やり
で調整することで、シンプルに管理できます。
