ハオルチア・マルガリティフェラ(現在の分類ではツリスタ・プミラ)の実生記録です。
今回は、アンボンゲンセの種子を購入した際にオマケとして付いてきた12粒を播種してみました。
播種方法や発芽までの日数、LED管理での変化などを、実際の経過写真とともに記録していきます。
これからTulista pumila(旧Haworthia margaritifera)を実生してみたい方の参考になれば幸いです。
ハオルチア・マルガリティフェラとは?現在は「ツリスタ・プミラ」
今回播種した種子には「ハオルチア・マルガリティフェラ(Haworthia margaritifera)」と記載されていました。
しかし現在では分類の見直しにより、一般的には「Tulista pumila(ツリスタ・プミラ)」という名称が使われています。
もともと大型ハオルチアとして扱われていたプミラ系統は、近年の研究によってハオルチア属から分離され、「Tulista(ツリスタ)属」へ移されました。
現在でも旧名の「マルガリティフェラ」で流通していることが多く、園芸名としてはまだ馴染みのある名前です。
白いイボ状の突起が入る肉厚な葉が特徴で、成株になると非常に迫力があります。
2026年2月20日|播種前の吸水処理
種子の見た目は、以前播種したエリナケアの種子によく似ていました。

播種前処理として、メネデールを混ぜた水に約24時間浸水。

ハオルチア系は発芽まで時間がかかることもあるため、しっかり吸水させてから播種することにしました。
2026年2月21日|播種開始
育成用土の表面に約5mmほどバーミキュライトを敷き、その上に播種しました。
まだ気温が低い時期だったため、28℃設定のヒーターマットを使用。
さらに蓋付きの透明容器に入れ、腰水+密閉管理をスタートしました。

ハオルチアは「嫌光性」と書かれている情報を見つけたため、播種直後は遮光した状態で管理していました。
2026年3月13日|遮光をやめたら変化が
播種からしばらく経ってもなかなか発芽しませんでした。
そこで2日前に遮光をやめてみたところ、種子から緑色の丸いものが見え始めました。

どうやら今回の環境では、完全遮光よりも少し光があった方が発芽のきっかけになったようです。
実生では「情報通り」にいかないことも多く、実際に試しながら調整する大切さを感じました。
2026年3月22日|次々と発芽
発芽が始まると、そこからは比較的スムーズでした。
丸かった発芽直後の姿から、徐々に三角形の幼葉へ変化。

小さいながらも、すでにハオルチアらしい雰囲気が出始めています。
2026年4月12日|発芽率は12粒中10粒
最終的に、12粒中10粒が発芽しました。
発芽率としてはかなり良好だと思います。
この頃から腰水+密閉管理を終了。
LEDライト(ブリム パネルY・光量メモリ50)での育成へ切り替えました。

成長の早い株では、すでに2枚目の葉が展開し始めています。
2026年5月3日|LEDが強すぎた?
LED管理を続けていましたが、徐々に苗が赤っぽく変化してきました。

光量が強すぎる可能性を感じたため、より弱めのLEDライトへ変更。
実生初期は特に環境変化の影響を受けやすく、光量調整の難しさを感じます。
2026年5月10日|プミラらしい特徴が出始めた
LEDライト変更後は、全体的に健康的な緑色へ戻ってきました。

さらに、よく見ると葉の表面に白いポツポツ状の突起が確認できます。
まだ小苗ですが、Tulista pumilaらしい特徴が少しずつ現れ始めています。
これからどのように変化していくのか楽しみです。
追記
今後の成長を引き続き記録していきます。
まとめ
今回は、ハオルチア・マルガリティフェラ(Tulista pumila)の実生記録をまとめました。
・播種から発芽まで約3週間
・12粒中10粒が発芽
・遮光をやめたタイミングで発芽開始
・LED光量によって葉色が変化
・幼苗の段階ですでに白い突起が出始めた
という結果になりました。
Tulista pumilaは成長すると非常に迫力のある姿になるため、今後の成長も継続して記録していこうと思います。


