ビカクシダは着生植物のため、板付けで育てることで自然に近い姿を楽しむことができます。
胞子培養で育てた株も、ある程度成長すると板付けができるようになります。
この記事では、ビカクシダの板付け方法と、胞子培養株を板付けするタイミングについて解説します。

ビカクシダの板付けとは
ビカクシダは木や岩に着生する植物です。
そのため鉢植えだけでなく、板に固定して育てる方法がよく使われます。
板付けにすることで
・自然に近い姿になる
・通気性が良くなる
・インテリアとして楽しめる
といったメリットがあります。

胞子培養株を板付けするタイミング
胞子培養株は、小さいうちは上下が分かりにくいため板付けが難しいです。
そのため、ある程度成長してから板付けするのがおすすめです。
目安
・葉が数枚出ている
・株の向きが分かる(生長点が上)
・扱えるサイズになっている

板付けに必要な材料
板付けには次のような材料を用意します。
- 板(コルク板・杉板・合板など)
- ミズゴケ
- テグスまたはミシン糸
- はさみ
- マグァンプK(緩効性肥料)
これらがあれば板付けを行うことができます。

板の種類
ビカクシダの板付けにはいくつかの板が使われます。
代表的なもの
コルク板
杉板
合板
子株の場合、私はOSB合板を使うことが多いです。
ビカクシダの板付け手順
板付けは次の手順で行います。
板の上にミズコケを敷いてマグァンプKを少量まぶします。

子株をポットから引き抜いて、板付けしにくい時には根をほぐします。


貯水葉の下など、ボリュームが足りないところにミズコケを足します。
生長点の位置を確かめながら株を板の上に置き、周りにミズコケを盛っていきます。

①糸の先端を板の後ろで押さえておきます。

②糸を押さえたまま下側を3回ほど巻き付けます。

③次に上側を3回ほど巻き付けます。

④さらに板の裏は通さずに上下をグルグル巻きつけていきます。

②③④をランダムに繰り返して形を整えたら、最後は糸を板とミズコケの境の隙間を2周くらい回して引っ張って千切ります。

はみ出したミズコケを押し込んだりカットして、形を整えたら完成です。

板付け後の管理
板付けした株は、最初はまだ根が活着していません。
そのため
・乾燥させすぎない
・明るい場所で管理
・風通しを確保
といった点を意識して管理します。

板付け後の成長
根が活着すると、貯水葉が広がり板にしっかり固定されていきます。
この頃になると、板付け株らしい姿になってきます。
まとめ
ビカクシダは板付けで育てることで、自然に近い姿を楽しむことができます。
胞子培養株は
・葉が数枚出た頃
・株の向きが分かる頃
を目安に板付けすると作業しやすくなります。
胞子から育てた株を板付けすると、より愛着のある株になります。



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